醸造酒と蒸留酒
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お酒の製造過程では醸造酒(ビール・ワイン等)・蒸留酒(ウィスキー・ブランデー等)と二種類に分かれます。
醸造酒・・・糖(化)液に酵母を加えアルコールと炭素ガスに分解したもの。(炭素ガスを逃さず商品化したものがビール・スパークリングワインになります。)
蒸留酒・・・醸造酒を蒸留してアルコールを高めたもの。
蒸留とは水は100℃でアルコールは78℃で加熱すると気化(蒸発)します。これを利用して醸造酒を78℃で加熱すればアルコールだけ蒸気になり、蒸気を別の容器へ移し冷却すると水とアルコールに分ける事が出来ます。
イメージとしてはビールを78℃で蒸留して度数を高め樽熟成させるとウィスキーになります。
アルコール度数で見分けると醸造酒は20度未満、蒸留酒は20度以上のものになります。(日本酒に限り20度以上になる場合があります。)
醸造酒が20度未満なのはそれ以上になると酵母の活動がアルコールにより停止してしまう為。