バーで使われる単語やマナーを簡単にまとめてみました。

バー雑学

ウォッカ

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前々回のジンとは真逆の特徴にあるお酒がウォッカではないでしょうか。
まずはウォッカの特徴を
穀物を原料(こちらもジン同様にブドウもあり)とし連続式蒸留機で85~96度のアルコールを作り精製水を加え40~60度へ度数調整して白樺炭濾過したもの。
炭からアルカリイオンが溶け出しアルコールと水の結合を促しまろやかさを出しています。
ウォッカはジンの様に風味による個性を売りにせず濾過する事により純粋にエチル・アルコールの旨みを生かしたお酒と言えます。
その他にウォッカに柑橘類の果皮やズブロッカ草等を漬け込んで香付けをしたフレーバードウォッカもあります。(当店の贅沢なソルティードッグのウォッカもこれにあたります。)
どちらもカクテルベースとしても使用頻度の高いお酒ですがジンはベースの風味を生かし、ウォッカは割る副材料による風味を生かす使用方法で使われます。

2022年07月01日

トニックウォーター

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ジンベースのカクテルの材料として1番使われるものはトニックウォーターではないでしょうか。
ジントニックのレシピは8oz(240ml)タンブラーグラスに

ジン45ml
トニックウォーター適量
ライムかレモン(1/8カット)

このトニックウォーターですがウォーター(水?)を名乗っているせいでミネラルウォーターと勘違いする方もいますが、身近のものではサイダーみたいな炭酸飲料です。
イギリス生まれの飲料で食欲不振を防ぐ為にキナの樹皮の成分のキニーネを配合したものでしたが、キニーネにアレルギー反応も出る場合もあるので風味付けに少量か含まないものになっています。
キニーネがないから今はほぼサイダーみたいになってしまいますねw。

2022年06月01日

ジン

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ジントニック・マティーニ等、有名なカクテルベースとして使われるジンですが、どんなお酒なの?

1)穀物基本に連続式蒸留器で95%以上のグレーンスピリッツを作ります。(少数ですがブドウ・リンゴから作る物もあります。)

2)単式蒸留器に1)を入れてボタニカル(ジュニパーベリーを主体とした香り付け)で風味を付けたお酒です。

風味のつけ方として二通りがあり。
・浸漬法は1)と一緒にボタニカルを単式蒸留器に数日漬け込み、その後煮立たせて香付けしたもの。
・バケット法は単式蒸留器で1)を加熱し蒸気の出口にバスケット(ボタニカルを詰めた物)を通過させ香付けしたもの。(2回行います。)

ボタニカルはメーカーによりジュニパーベリーのみの物、他にコリアンダーや柑橘類等複数を組み合わせた物と各自の個性を出しています。
最近は国産のジンも人気が出て、こちらは柚子・山椒等の和風味で個性を出しています。

2022年05月01日

ナポレオン

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フランス産ブランデーはウィスキーの様に年代表記の物もありますが基本は熟成年数に対応したアルファベット等による符号が用いられます。
その中の1つにナポレオンがあります。
ランクとして
スリースターはコント2
V.S.O.Pはコント4以上
X.Oとナポレオンはコント6以上
コントとは蒸留後4/1~翌年の3/31間のものを0とし、その後の3/31を経過ごとにコントが1増えていきます。
ナポレオンの称号はクルボアジェ社が最初とされています。

2022年01月01日

フローズンカクテル

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夏、この時期はフローズンカクテルは似合いますよねw
フローズンカクテルとはブレンダー(ミキサー)に材料とクラッシュアイスを入れ混ぜ合わせたシャーベット状のカクテルです。
その際、ストローが2本が添えつけられていますがカップルでイチャついて飲むのではなく2本同時に咥えて飲みます。
シャーベット状なので1本では吸い込み難いので2本咥えます。

2021年08月01日
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