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前々回のジンとは真逆の特徴にあるお酒がウォッカではないでしょうか。
まずはウォッカの特徴を
穀物を原料(こちらもジン同様にブドウもあり)とし連続式蒸留機で85~96度のアルコールを作り精製水を加え40~60度へ度数調整して白樺炭濾過したもの。
炭からアルカリイオンが溶け出しアルコールと水の結合を促しまろやかさを出しています。
ウォッカはジンの様に風味による個性を売りにせず濾過する事により純粋にエチル・アルコールの旨みを生かしたお酒と言えます。
その他にウォッカに柑橘類の果皮やズブロッカ草等を漬け込んで香付けをしたフレーバードウォッカもあります。(当店の贅沢なソルティードッグのウォッカもこれにあたります。)
どちらもカクテルベースとしても使用頻度の高いお酒ですがジンはベースの風味を生かし、ウォッカは割る副材料による風味を生かす使用方法で使われます。