スコッチのあれこれ
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スコッチ(スコットランド産ウィスキー)にはいくつかの種類に分かれています。
1)シングルモルト・・・単一の蒸留所(シングル)で材料に大麦麦芽100%(モルト)したもの。
生産地区としてスペイサイド・ハイランド・ローランド・キャンベルタウン・アイラ・アイランズの6つに分かれます。
2)グレーン・・・材料にコーン・小麦・大麦・大麦麦芽などの穀物を使用したもの。単一の蒸留所のものはシングルグレーンと呼びます。
3)ヴァッテッド(ブレンデッドモルト)・・・シングルモルトのみをかけ合せたもの。
4)ブレンデッド・・・シングルモルトとグレーンをかけ合せたもの。
ボトリング(瓶詰)の種類として。
1)オフィシャル・・・蒸留所元詰め、一般的に出回っているもの。
2)ボトラーズ・・・蒸留所から樽ごと買い独自に樽熟成を行い販売している会社。
3)カスク(樽)ストレングス・・・一般的なものは加水をして度数調整するのですが、こちらは樽出し。(加水していないので出荷本数が少なく一般のものより高いです。)
ボトラーズはこのスタイルのものが多いです。
度数は40~60度くらいで熟成の若いものが高く、古酒はエンジェルシェア(天使の分け前)により自然と度数が下がります。
ラベルにシリアルナンバーが付いてるものは樽同士の配合をしていないので高価です。