単式蒸留器・連続式蒸留器
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蒸留(詳しくは"醸造と蒸留"を参照)の方法として単式と連続式蒸留器の2つに分かれます。
・単式蒸留器は、やかんに"もろみ"(醸造酒)を入れて温め、口から出た蒸気を集め冷却し液体に戻しアルコール濃度を高めたイメージです。
・連続式蒸留器は2塔で1組の構造で1塔めには単式の役目をするプレートが何枚か重なり上から"もろみ"(醸造酒)を注ぎ、下へプレートを通過させる事により連続に蒸留させます。
1塔目に出来た蒸気を2塔めに集め冷却しアルコール濃度を高めます。
特徴としては
・単式蒸留器はお酒の個性が出やすいが生産コストが高め。(シングルモルト・コニャック等)
・連続式蒸留器は穏やかなのですが生産コストが低い。(グレーン・アルマニャック・ウォッカ等)